マキシペンス低滞留チップのご紹介

マキシペンス低滞留チップの特長

●分子レベルの低滞留表面処理が施され、非常に摩擦係数の少ないポリマーで秀逸な液切れです。
●低滞留表面処理は放射線滅菌やオートクレーブにも影響されません。
●コーティングは一切行われておらず、貴重なサンプルを汚染しません。
●無垢で疎水性、USPクラスVIに適合する医療等級ポリプロピレン製。
●オレイン酸アミド・DiHEMDAフリーのバージンポリプロピレンを使用。
●製造時に潤滑油・染料・可塑剤・離型剤・重金属は一切不使用。
●無菌状態のクリーンルームで人の手を介さないオートメーションシステムにより生産。
●滅菌済タイプはガンマ線(15kGy/min)で滅菌。
●DNase・RNase・Pyrogenフリー。オートクレーブ滅菌可能。
●敏感なPCRやリアルタイムPCRに非常に役立ちます。




標準的なチップと比較して、低滞留チップの内面は液離れに優れ、吐出し後の残液の付着を防止(画像左)。分注精度の向上に大きく貢献します。
染料を使用したテスト(画像下)では、標準的なチップは分注後に残液の膜が発生したのに対して、マキシペンス低滞留チップは残液の膜は一切発生していません。
“マキシペンス”とは、液離れが良い表面処理を施したターソンズの低滞留製品のブランド名です。